将来建築士になりたいブログ

設計事務所に所属しながら建築士の資格を目指します。

採光これでいいのか?

建築士を目指しているミズキです。

 

今日設計をしていて疑問だったことを。

居室の採光についてです。

 

居室の大きさに比例して採光が必要になってきます。

それは当然で住む人の健康の為に必要であり

それは分かっているのですがそこに疑問があります。

 

採光の計算は住宅の場合は

居室の広さの1/7以上が必要です。

それは簡単なのですが、

それに関わる採光補正係数という厄介なものがあります。

建物の高さ、境界までの距離、窓の高さで計算できます。

そこで3階建ての境界に近い1階の窓となると

採光補正係数が✕0倍となって窓の大きさ✕0になってしまいます。

そうなるとどんな大きな窓を設けても無駄になります。

それが南側、東側の日が入る方角であっても・・・

 

今日の設計で南側の採光が✕0になってしまい、

泣く泣く配置を変えて窓を設置することになってしまいました。

 

今回はやりませんでしたが、

真北の日が入らない部分でも採光計算をして数字をクリアすれば

建築基準法をクリアしてしまう。

これでいいのか?と疑問を持ちました。

 

設計をする際は施主さんの生活を一番に考え、

その土地を最大限活用できる設計をしていきたいと再度思えました。